"うろ"というお店について 其の4 お取り扱いブランドについて~もうグチなんて言わない~

こんにちは。

此方秋田は本日初夏を感じさせる気温になってきました。

ええ、すみません。前回から随分と時間が経ってしまいました。

なるべく早い更新と言っておきながら全然更新しない、約束を守らない男ってダメですね！

前回はグチというネガティブな内容もありましたが不快になりませんでしたか？

それもお取り扱いブランドに出会い、驚きのため飛翔するエッセンスだと捉えてくれましたらありがたいです。

今回は真面目に、少し長文です。読んでね。

前回からの続きとなりますが大阪のとある名店にてMITTANに出会いました。

一番初めは素材がよくアジア人に似合う服作りをされていると言ったイメージでいざ商品を購入しました。

余談になりますが、此方の羽織をいわゆる"和"っぽいと思われていらっしゃる方、一度着てみて下さい。。デニムやスニーカーにもバチッとハマったりするんです。あら不思議、素敵

そこからブランドのことを調べていくにつれて、ファストファッションの台頭により技術を持った機屋、生地屋、加工屋、縫い子さん等々衣服に携わる職人さんたちが閉業せざるを得ない状況で、そういった昔ながらの素晴らしい技術を積極的に使って後世に残していこうとする姿に感銘を受けました。

日本以外ではカディというインドの生地を使った商品がこのブランドの代表的な商品だと思いますが、デザイナーさんご本人が現地で"本物のカディ"を探してきたり、ここがMITTANの一番の特徴なのですが一般的なブランドでは考えられない、色が落ちたら染め直し、ほつれたり破れたりしたら修理と、ブランドが一つの商品を使い捨てではなく長く着てもらうためのサービスを行っています。(しかも想像以上に安い料金設定で！！！)

他にもいろいろ魅力についてお話は尽きませんが、私が今まで見てきた上っ面だけのアパレル業界とは全く違う、そのポリシーの虜になりました。

"ファッション"は一過性のスパイスで楽しむにはとてもいいものです。

その反面、賞味期限ありの時限爆弾持ちという刹那的な一面も持っています。

このブランドを通じて私が感じたことはファッションや流行とかはそこまで大事ではなく、人が身も心も健やかな状態で生活していける為の良心的な"道具"を作られているブランド、そう感じました。

このブランドの"道具"を通じ、使い続けていってやがて"その人自身"に変わる、そう思います。

現在は衣服に求める個人のバランス配分の大部分が"ファッション"で、わずかに"道具"の部分が残されている感じなのかな。仕事着だったり家着だったり。

人がお金をかけて積極的に探すのは"ファッション"の部分だと感じています。

私はこのブランドとの出会いによって、その配分が少しずつ変化していけばもっと人と服との関係性が良くなると思っています。

MITTANは全国各地の販売店でポップアップの販売会を積極的に行っていて、各地のお客様にデザイナーさんやスタッフさん自らが商品をお伝えする機会があります。

当店ではその販売会を未だ行えていませんが、いずれここ秋田でもやる必要性があると考えています。

また秋田以外の方でもお近くの店舗さんでMITTANの販売会が行われるときは是非是非行ってみて下さい。

そしてぜひデザイナーさんとお話ししてみて下さい。

一句一句言葉を選びながら丁寧かつ気さくにお話ししてくれる姿勢、私はこの人は信用できるッと密かに感じましたッッ。

こうやって今、MITTANのことをいろいろと考察し直してみると前回のブログの内容が稚拙に思えて恥ずかしくなってまいりました。。

ことある毎に私の姿勢を正して成長させてくれるMITTAN、心からおすすめです！

とまあ今回はこういった真面目な内容ですがまた次からも朗らかに、楽しく読んでいただけるよう精進していく所存であります。

それではご安全に！！