MITTAN 裏絹紬表綿高密度シャツ 黒

by うろ

¥25,300

生地の経糸には帆布に使われる強靭な綿糸を、緯糸には屑繭等の絹の製糸に使用できない部分を再度紡績した絹紡紬糸を用いています。

帆布を織る旧式のシャトル織機によって、綾織組織で高密度に織られたオリジナルの素材です。

デニムのように表面には経糸の丈夫な綿が、裏面には緯糸の肌触りの良い絹紡紬糸が出ることで、機能的な素材となっています。

 

シャツは現代の民族服を構成する洋服としての提案になります。

構成は洋服のルールに則りながら、極力デザインを削ぎ落とし、機能性に基づいたパターンメイクとしています。

具体的には袖山をいせ込み、袖底を高めに設定することで腕周りの運動量を、背中のヨークにタックやギャザーではなく、いせを入れることで背中の運動量を確保しています。

台衿・ヨーク・カフスの身体側にも生地裏(通常は生地表)を用いて、肌触りにこだわった仕様となっています。

インド製のラクダの骨のボタンを用いて全て手縫いで付けています。

 

※天然素材独特の糸の節やムラ感があります。

風合い重視し、非効率ながら敢えて繊維長が非均一な原料を使用している為ですので、表情の一部としてお考えください。

※濃色で染色をしています。

色移りを避ける為、淡色との組み合わせはお控えください。

色の退色を防ぐ場合はドライマーク用の洗剤、又は濃色用の洗剤を使用し、日陰で干してください。

染め直しの際はご相談ください。(濃紺・黒)

 

カラー : 黒

サイズ :

2:身幅51cm / 肩幅42cm / 着丈68.5cm / 袖丈61cm

素材 : 綿 60% / 絹 40%

 

MITTANは世界に遺る衣服や生地にまつわる歴史を元に、現代の民族服を提案しています。

平面的な構造を再解釈し、天然素材が持つ本来の機能性と組み合わせることで、一過性の時代の流れにとらわれることの無い、永く続く服を目指しています。

生地は遠州、播州、尾州といった日本各地の機械織りの産地をはじめ、インド、ラオスといったアジア圏の手織りのものを主に使用。

デザイナーが可能な限り直接機場に赴き、独自の素材開発にも取り組んでいます。

また縫製糸には主に綿糸を、織りネーム、品質表示、ボタン等の付属品には天然素材を用い、国内の提携工場で縫製しています。

染色には通常の染料の他、草木や藍、虫、鉱物を使用し、その不均一な色の移り変わりも美しさとして捉えています。

商品の詳細についてはこちらをご覧くださいませ。

MITTANの服は1シーズンではなく、長く、生地が擦り切れそうになっても尚着続ける事を前提にデザインされています。

そこで長くご愛用していただく為に、修繕を承っています。

お直しにつきましてはこちらをご覧ください。