MITTAN 中わた刺し子織羽織コート 灰

by うろ

¥50,600

経糸にコットンを使用し、表面、中面、裏面にはそれぞれ異なる緯糸を打ち込んだ、3重構造のオリジナルの生地を使用しています。

表面のウールは細く密度を上げて織ることで風の侵入を防ぎ、裏面のシルクの絹紡紬糸はしっかりと吸湿をしながら柔からな肌当たりとなっています。

中面にスポンディッシュウールの単糸を経糸と組織せずそのまま飛ばす事で、糸の膨らみが十分に生き、中わたの役目をするようになっています。

天然繊維のみで、化繊の中わた生地に引けを取らないくらいの防寒性・快適性を目指した企画となっています。

また、表から見える刺し子の部分は織りで表現されていますが、こちらの糸には表情が生まれるよう絹紡紬糸を使用しています。

 

デザインは身幅や袖幅を大きく設定し、ゆとりをもたせたパターンとなっています。

前端から裁ち続きの襟にかけて、生地の地の目を合わせることで、刺し子織りの表情が生きています。

両側に大きなポケットが付き、別途生地耳を生かした紐が付きます。

 

※洗濯の際はドライマーク用の洗剤を使用し、30℃のぬるま湯での手洗い、又は洗濯機のクリーニングコースをご使用ください。強い力でのお洗濯は縮みの原因となるのでお控えください。保管の際は防虫剤や除湿剤をご使用ください。

※風合いのある天然素材を使用しています。ご着用中に出てきた毛羽は無理に引っ張らず、気になる箇所を小さなハサミ等で切ってください。随時ケアのご相談も承っております。

 

 

カラー :

サイズ :

2:身幅 59cm / 裄丈 78.5cm / 着丈 106cm

紐 : 縦 5cm / 長さ 160cm

素材 : 毛 50% / 絹 25% / 綿 25%

 

MITTANは世界に遺る衣服や生地にまつわる歴史を元に、現代の民族服を提案しています。

平面的な構造を再解釈し、天然素材が持つ本来の機能性と組み合わせることで、一過性の時代の流れにとらわれることの無い、永く続く服を目指しています。

生地は遠州、播州、尾州といった日本各地の機械織りの産地をはじめ、インド、ラオスといったアジア圏の手織りのものを主に使用。

デザイナーが可能な限り直接機場に赴き、独自の素材開発にも取り組んでいます。

また縫製糸には主に綿糸を、織りネーム、品質表示、ボタン等の付属品には天然素材を用い、国内の提携工場で縫製しています。

染色には通常の染料の他、草木や藍、虫、鉱物を使用し、その不均一な色の移り変わりも美しさとして捉えています。

商品の詳細についてはこちらをご覧くださいませ。

MITTANの服は1シーズンではなく、長く、生地が擦り切れそうになっても尚着続ける事を前提にデザインされています。

そこで長くご愛用していただく為に、修繕を承っています。

お直しにつきましてはこちらをご覧ください。